彫金レッスン Step3 すり出しリング 地金とリング作り

ひたすらヤスリをかけて、模様をすり出していく技法を使う、すり出しリング。

まずは、銀の地金を溶かして、棒状にして、リングを作ります。

金属のよいところは、溶かしたらまた再利用できるところです。

ずっと前に作ったけど、使わない銀のアクセサリーがいっぱいあるので、材料を買わずに地金が用意できています。

今年から通い始めた彫金教室は、銀の純度が925よりも高いもので作る方針のようですが、あり物でまかなっています。

銀は柔らかいので、銀92.5%に銅を混ぜて合金にしてアクセサリーなど作ります。

ちなみに、どこで買ったかわからない、シルバーリングがあるのですが、不純物が入っているかもしれないので、別の機会に利用します。

彫金 Step3 すり出し

行程的には、Step1の平打ちリングと途中までは一緒です。

  1. 地金を溶かす
  2. 地金を延ばす
  3. リングサイズに合わせてカット
  4. 木槌で叩いて輪にする
  5. つなぎ目をぴったりと合わせる
  6. つなぎ目をロウ付け
  7. 酸洗い
  8. 内側のロウ付け部分をヤスリで整える
  9. 「Silver」の刻印を打つ
  10. リングを芯がねに通し、木槌で叩いて真円を出す。

今回はシンプルな縄模様を作ろうと思います。

5ミリ幅で高さ2.5ミリの、ぽってりした縄模様ならば、今の自分の気分で付けそうな気がします。

いろいろデザインを考えようと思って、張り切って枠をたくさん書きましたが、やっぱり縄模様が良い。
すり出しリング案

ちょこ皿に銀の地金を入れて、バーナーで溶かして、型に流して棒状にします。
今日は、最初失敗してしまいました。
赤丸のところに流しましたが、一度に全部流せず、段ができてしまいました。
やり直し。
地金作り

2回目はうまく流れました。
ローラーを使って、リングのサイズまで銀の棒を伸ばしていきます。
今回のデザインは、5ミリ幅で2.5ミリの高さです。
ローラー

ローラーで延ばしていると、銀が硬くなってくるので、たまにバーナーで熱してなまします。
なまし

希望のサイズまで延ばせました。
リングサイズから計算した長さに印をつけて、糸鋸で切ります。
ここの教室では、糸鋸で金属を切るときに油をつけます。
滑りを良くするためでしょうか?
今までやったことなかったです。
糸鋸

糸鋸で切った断面は、ヤスリで整えます。
次に芯がねという丸い棒に銀を当て、端の方から木槌で叩いて丸めます。
厚みがあるので、コツがいり、結構大変です。
輪にする

やっとこを使い、つなぎ目をぴったり合わせたら、しっかり指でリングを押さえて、糸鋸でつなぎ目を切ります。
そうすると、つなぎ目が更にきれいに合わさります。
その後つなぎ目を、ロウ付けします。
ロウ付け

ロウ付けができたら、酸洗いします。
良く水気を拭き取り、リング内側のロウ付け部分をヤスリで削ります。
ロウ付け部分を右に、トップからSilverと読めるように、刻印を打ちます。
リングを芯がねに通し、木槌で叩いて、真円を出していきます。
すりだしリング

今日はここまで。
次回からデザインの模様をヤスリで削っていきます。

前回のStep2のハードワックス原型リングは、裏抜きを1ミリの厚みに整えました。
鋳造依頼しましたので、次回は出来上がってくるのでは。
そちらの仕上げ作業も次回できそうです。