Audibleを録音してMP3に変換してみました。

Amazonの、オーディオブックサービスAudibleを使っています。

本を読んでくれて、とっても便利なのですが、日本版は、スマホのAudibleアプリからしか聴けません。

調べてみたら、フリーのソフトAudacityを使って録音すれば、アプリ以外でも聴けるようです。

かつて使った、海外版のAudibleは、iTunesに音楽ファイルのようにダウンロードして聴けたので、小さなiPodにオーディオブックを入れてウォーキングの時に聴いていました。

というわけで、さっそくやってみました。

参考にしたサイト→毎日が灰色

上記サイトの手順通りなのですが、途中、ソフトのバージョンアップのせいか、表示が変わっていたり、別途オプションのプラグインのインストールが必要になっていたので、メモ。

iPhoneのAudibleアプリからiMacで録音した方法

必要なもの

• ステレオミニプラグ（両方オス）
• マイク端子の付いたパソコン
• スマホ （iPhone6 Plus）

iMac準備

MacBookAirでやってみようとしたら、マイク端子が無くて使用できず。

2009年製のiMacに、入力端子があったのでやってみました。

Macに、無料のソフト、Audacityをダウンロードして、インストール。

Windows、Mac、Linuxが選べます。

iMacは、録音中にスリープしないように、スリープ解除しました。

iPhone6 Plus準備

ヘッドホン端子もついてるし、録音中に電話などで中断しないように、以前使っていたiPhone6 Plusを利用しました。

iPhoneのAudibleアプリで、録音したいオーディオブックを用意。

オーディオブックをダウンロードして、音量を最大にセットしました。

Audacityで録音

ステレオミニプラグで、スマホとパソコンを接続。

ステレオミニプラグは、写真右の、スマホ用スピーカーに付属していたもので十分使えました。

Audacityを立ち上げます。

デフォルトの「内蔵マイク」ではなく、「内蔵入力」を選択。

メニューバーの「録音と再生」→「録音」→「タイマーを使った録音」をクリック

録音時間設定。

6時間50分くらいのオーディオブックを1.2倍速で再生して録音したいので、とりあえず継続時間6時間で設定。

OKボタンで録音が始まるので、iPhoneのAudibleアプリですばやく再生ボタンを押す。

これで録音開始。あとは終わるまで放置です。

音は聞こえないので、Audacityの画面で音の波形が続いているのを時々確認しました。

録音時間の6時間が来たら、録音が止まります。

MP3でエクスポート

録音後に出る保存ダイアログは、キャンセルして、

「ファイル」→「Export」→「オーディオの書き出し」をクリック

ファイル名にオーディオブックのタイトルを入力して

ファイルの種類は、MP3を選択して、保存しました。

次に「メタデータを編集」ダイアログが出てきましたが、編集せずOKをクリック。

この後、データの書き出しが始まるはずが、プラグインが必要とのエラーが出ました。

英語なので、あまり細かくはわかりませんが、

ソフトウェア特許で、MP3変換ソフトウェアをAudacityに含められないため、外部からダウンロードする必要があるようです。

サードパーティエンコーダのLAMEをダウンロードしてインストールすれば、AudacityでMP3ファイルを書き出せるようです。

Installing LAME on Mac

LAME MP3 encoder のダウンロードページで、「Lame_Library_v3.99.5_for_Audacity_on_macOS.dmg」をダウンロードしました。

しかし、インストールでエラー。
どうやら、サードパーティ製なので、インストールに許可が必要なようです。

「システムの環境設定」から「セキュリティとプライバシー」「一般」で、ダウンロードしたアプリケーションの実行許可をしたらインストールできました。

これで、MP3に書き出しが始まりました。

ちょっと時間がかかりますが、保存先にMP3データが出来上がりました。

Audibleアプリ以外でも音源が楽しめます。

radikoやNHKラジオなども録音できるようです。

聞き逃しサービスなども期間限定なので、何回も聞きたい音源は録音しておくとよさそう。

アプリからでなく、iTunesで管理できると反復学習などに便利そうです。

最近は、Audibleのハリーポッターシリーズがお気に入り。