彫金レッスン Step2 ハードワックス 月甲丸リング 鋳造ができて仕上げに取り掛かる。

月に2回通っている彫金レッスン。

2週間以上、間があいて久々に行きました。

そしたら、前回ずっとやっていた丸いものにヤスリをかけるやり方をすっかり忘れてしまいました。

あんなにやっていたのに。

作業中、没頭しすぎて、無になっているので、身につかないのでしょうか。

ある意味、ヤスリがけが瞑想になってる気がする昨今です。

先月1月から通い始めた彫金教室。今日は、彫金レッスンの2つ目の課題に取り組みました。前回の平打ちリングは、銀の地金を加工する方法でした。今回からは、ハードワックスを使って指輪の原型を作り、その後原型から型を取り、銀で鋳造します。というわけで、まずはハードワックスを削ります。以前、ワックス原型のシルバーアクセサリーはこの本を見て作ったことはありますが、通信の授業だったので、自宅で原型を作りました。なので、一からきちんと教えてもらえるのでうれしい。まずは、さっそくヤスリのかけ方の指導が入りました。...

ひたすらヤスリをかけて、模様をすり出していく技法を使う、すり出しリング。まずは、銀の地金を溶かして、棒状にして、リングを作ります。金属のよいところは、溶かしたらまた再利用できるところです。ずっと前に作ったけど、使わない銀のアクセサリーがいっぱいあるので、材料を買わずに地金が用意できています。今年から通い始めた彫金教室は、銀の純度が925よりも高いもので作る方針のようですが、あり物でまかなっています。銀は柔らかいので、銀92.5%に銅を混ぜて合金にしてアクセサリーなど作ります。ちなみに、どこで買ったか...

前回、ハードワックスを削って月甲丸リングの原型を作り、シルバーの鋳造をしてもらって出来上がって来ました。
鋳造あがり

鋳造は、ワックスを石膏に埋めて、ワックスを熱で溶かして石膏の中に空洞ができて、そこに金属を流します。
なので、湯道と呼ばれる、金属が流れた部分ができます。
今回は、下の部分にできています。
この部分に湯道がある場合は、サイズ直しに使えるので、少し残してあるそうです。
月甲丸鋳造

まずは、リング内側の裏抜きしていないところを綺麗に削って、SILVERの刻印を打ちます。
内側削る

サイズが少し小さかったので、湯道の銀を生かして、小さな金槌の丸い部分で叩いて伸ばしてサイズを大きくしました。
結構ワンサイズくらいは伸びた。
それから真円を出します。

次に側面をヤスリで整えます。
金属のヤスリ荒いのと油目の2種類をかけたら、次に320番の紙ヤスリ。
金属のヤスリは力を入れず、紙ヤスリは力を入れる。
側面

次に細かい紙ヤスリ。
細かいヤスリ

側面の次は、外側全体をやすっていきます。
金属ヤスリ2種類→紙ヤスリ2種類の順番。
ヤスリ全体

丸いものをやする時は、右から左にヤスリを動かしながら、滑らせる!(右利きです)
ヤスリは長く使う!
紙ヤスリは相当力を入れる!

って文字で書いても、絶対次には忘れちゃいそうだなぁ。
日常でたまに思い出して、エアーヤスリがけをしないと。

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suzu6
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日々、自分が機嫌よく過ごすために、いろいろやってみたことを書いてみます。
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