彫金レッスン 基礎 Step 2 月甲丸リング ワックス原型作製のつづき。

今日は、前回の彫金レッスン 基礎 Step 2 月甲丸リングのワックス原型の続きの作業をしました。

午前と午後の各2時間、計4時間の作業です。


先月1月から通い始めた彫金教室。今日は、彫金レッスンの2つ目の課題に取り組みました。前回の平打ちリングは、銀の地金を加工する方法でした。今回からは、ハードワックスを使って指輪の原型を作り、その後原型から型を取り、銀で鋳造します。というわけで、まずはハードワックスを削ります。以前、ワックス原型のシルバーアクセサリーはこの本を見て作ったことはありますが、通信の授業だったので、自宅で原型を作りました。なので、一からきちんと教えてもらえるのでうれしい。まずは、さっそくヤスリのかけ方の指導が入りました。...

前回までで、あらかた外形をヤスリで削り済み。

今日の作業は以下の二つ。

  1. 角を取って丸める。
  2. 内側を軽くするために裏抜きをする。

前回までは、直線的にヤスリで削ってあります。
粗めのヤスリで、角をとって丸くヤスリをかけていきます。
甲丸-1

まずは、上の部分の角を取ります。
甲丸-2

ヤスリの動かし方を練習しながら。
まだうまくできません。
甲丸-3

反対側からも同じように角を取っていきます。
腕の部分の角も取っていきます。
甲丸-4

ひとつ角を取って、また次にできた角を取って。
ワックス原型を少しずつ、まわしながら、角を取って丸くしていきます。
甲丸-5

全体に形が整ったら、荒いヤスリから細かめのヤスリに替えます。
ヤスリの跡を消すために、ごく軽い力で撫でるようにヤスリをかけていきます。
甲丸-7

細かいヤスリで全体にヤスリの跡を消せました。
次は、スポンジのヤスリです。
小さく丸く円を描くようにヤスリをかけます。
ヤスリ跡を消していきます。
甲丸-8

全体にスポンジのヤスリをかけ終わりました。
細かな傷で大きなヤスリ跡を消していくのです。
甲丸-9

次は、スポンジの3Mの文字の入った面で、小さく円を描くように磨いていきます。
傷があれば、スポンジのヤスリ面で削って消します。
甲丸-10

表側は綺麗に整いました。
次は内側を削る裏抜きの作業。
出来上がりの指輪を軽くするためです。
甲丸-11

油性ペンでリングの半分から上部、端から2ミリで印をつけます。
主に中央部分を、スパチュラで厚みの半分くらいまで削ります。
甲丸-12

スパチュラで削り終えたら、次はルーターを使います。
電動工具です。
厚み1ミリまで削っていきます。
甲丸-13

上部と側面の裏抜き部分全体の厚みが1ミリになるように削っていきます。
甲丸-14

厚みは、はかりながら削りますが、
厚い部分を知る目安は、光に透かして色が均等かどうか。
濃い部分は厚みがあります。
しかし、削り過ぎないように注意。
甲丸-15

今日の作業は、ここまで。
裏抜き部分が、1.2ミリ厚のところがまだあります。
1ミリまで整えたら、鋳造へ。
鋳造後は仕上げ作業がありますが、並行して次のStepへ。

次回来週のレッスンは、Step3 すり出しリングです。

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suzu6
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日々、自分が機嫌よく過ごすために、いろいろやってみたことを書いてみます。
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