オトトキ

ちょうど時間が合いそうなので、名古屋 ミッドランドスクエアシネマ2にて映画を観ました。

目的は「オトトキ」。

THE YELLOW MONKYのドキュメンタリー映画です。

昨年の再結成の流れで公開くらいしか事前知識はなく、観覧。

しかし、観られてよかった。

いつまでも映画館の大スクリーンで観ていたいと感じるほど。

20年以上前の高校生の時に、ローカル番組でバンドを見てから衝撃受けてハマりまくり、CD聞きまくり、ライブ行ってましたので、知り合いでもないのに馴染みがありすぎて。

ぬくぬくの毛布にくるまって、子守唄聞いてるみたいな幸せな感じです。

しかし、変わらないもの、変わったもの、いろいろ思い出す感覚、様々なことを怒涛の勢いで感じて、ある種のセラピーになってるんじゃないか!と思うくらい、感極まり、泣けてくるのですよね。

わたしがおかしいんじゃないかと思ったりもするんですけど、涙をぬぐう人もちらほら。

何なのでしょう、この感情。

生身の人間がやっているので、永遠なんてないのよねーと頭をよぎったりもするからかしら。

それにしても、再結成の際のプロジェクトのプロモーションの凄さを興味を持って見ていました。

WEBを使って暗に再結成を告知して、カウントダウンをし、ドラマチックに盛り上げたのです。

再結成後のライブツアーのチケットも、昔のファン層以外の若者を取り込めるような販売方法で、

本屋に行けば、今まで触れたことのない層に向けて、曲をピックアップしたMOOKが売ってたり。

細やかなところまで、最近の音楽ビジネスの展開はすごいなぁと。

映画では、プロジェクトをプロデュースした方のインタビューがあり、いろいろ納得しました。

「再デビューだけど、アリーナが似合うバンドだから、貧乏くさくしたくなかった。」

昔の曲をそのまま演奏しても、ただのコピーバンドになるから再結成の意味がない。

構築し直してさらに発展した音楽を表現することを求められている。

全力で作り上げている裏方も見られました。

昔雑誌のインタビューで、みんなの夢を背負ってるみたいなこと書いてあったけど、たくさんの人の手で作られているのですよね。

花柄やキラキラの服を着たおじさんに躊躇する方も、慣れますから、一度ご覧になると色々な意味で面白いのではと思います。

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suzu6
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