なぜ、いちょうの木は街路樹に多いのか

夜のウォーキングに出ましたら、この時期はやっぱり

またぎんなんスメルが気になります。

ふと、なぜ街路樹にイチョウの木が多いのかなと疑問に。

黄葉(こうよう)するから、美観のためだろうか。

葉は落ちるし、ぎんなんの実の異臭問題もあるんだけど、

街路樹に良い理由は美しさくらいしか思いつかない。

「なんで、いちょうの木が街路樹に多いの?」と

Siriに聞いてみたけど、「すみません、よくわかりません。」と

らちがあかない。

少し先に大きな本屋があるので、ウォーキングついでに行ってみました。

ついつい他のコーナーで長居してしまいましたが、

植物コーナーで見つけました。

イチョウの本。

すごい本が1冊のみ。

それは、2億年の歴史の話になってました。

イチョウ奇跡の2億年史 ピーター・クレイン著 矢野真千子訳 河出書房新社

ぱらぱら立ち読み。

世界中で街路樹として、イチョウの木は植えられているようです。

するとやはり、ぎんなんの異臭に怒り、ノコギリで切ろうとする人が

いたという海外のエピソードもあり、ふむふむ。

そして、日本は街路樹のイチョウが50万本植えられており、

その割合も多いようです。

街路樹としては、美しさで人々の気持ちを豊かにすることと、

植物からしたら、街路樹は過酷な環境で生きなければならないが、

イチョウは長く耐えられるようなことが書いてありました。

そういえば、イチョウ並木って、ヨーロッパの映画で出てきました。

たくさんの黄色の葉が舞って美しく印象的でした。

気づけば、世界で街路樹として愛されていたのですね。

ただ、果実がならないように、雄株だけ植えるとか工夫されているようです。

それから、タイトルにもあった、2億年のこともぱらぱらと。

自生しているイチョウの木が見当たらないのは、

イチョウが一度絶滅の危機に陥ったからとのことです。

元々は2億年前から存在していた、イチョウの木。

世界中に広がって生えていたのですが、

だんだん減って絶滅寸前になったところで、

中国の南の方に残っていたイチョウの木を、増やしていって、

また全世界に植栽されて、現在に至るという感じ。

思いがけず、イチョウの木が奇跡的に生き続けていることを

少し知りました。

分厚く、まだまだ興味深い本だったのですが、

こちら、お値段が3500円でして…、

今回は別の実用的な本2冊購入にしました。

ウォーキングついでの立ち読みですから、

内容の把握はだいたいですので、あしからず。