前回からの続き
いままで気にもかけなかったので当たり前ですが、
すこし探してみると、あんなところにピノ・グリージョ、
おやおや、こんなところにピノ・グリージョ。
ピノ・グリにハマった私たちは飲み比べを始めました。
※ ピノ・グリ/ピノ・グリージョとは:おいしい白ワインのことです。
辛口のものが多く、フルーティーな酸味で爽やかで飲みやすいです。
第1回 ピノ・グリ テイスティング会 (全3本)
(友人とピノ・グリを味わったコメントをメモりながら進めました。
ワインのテイスティングのお作法は知りませんので、
感じるままにメモ。酔うほどに擬人化がすすみます。)
1. 近所の SEIYU にて発見。
SEIYU直輸入
CONVIVIALE Pinot Grigio / コンビビアーレ ピノ・グリージョ
原産国:イタリア
【コメント】
T:「甘い花の香り。例えば、ハニーサックル。」
S:「爽やかな甘い香り。口に含むと蜂蜜の風味がのどに広がる。」
T:「飲む前は柔らかなフルーツの香り。ピーチ。蜂蜜。
口に含むとシトラス系の酸味が前に出る。」
S:「部活を頑張っているフレッシュな若者。」
T:「サングリア向きかも。
オレンジ、アップル、パイナップルのジュースのミックスも素敵。」
2. 友人御用達 やまや にて発見。
CANYON ROAD PINOT GRIGIO CALIFORNIA
/ キャニオンロード ピノグリージョ
原産国:アメリカ
【コメント】
T:「香りはシトラス、グリーン、初夏のそよ風。
舌に感じる甘みはよく熟れた梨、りんご。
クリーミーな味だがしつこくない。微炭酸。
後味は酸味に続いて軽い苦味も。」
S:「初夏の山の香り。たけのこの香り。マヌカハニーの風味。
完熟の洋梨の甘さ。」
T:「このワインは、これだけで楽しめます。
軽いスナック、サラダ、たいていのものに幅広く合いそう。」
S:「高校生男子。ヨーグルトにも合いそう。」
3. マックスバリュにて発掘。
ARGENTO PINOT GRIGIO / アルジェント ピノ・グリージョ
原産国:アルゼンチン
【コメント】
T:「香りは、山と湧き水の香り。爽やかでミネラルっぽい。
そして、しっかりブドウ的な香り。
ソーヴィニヨンブランに近くサラリとして軽い。
前の2種が女性的、これは男性的と感じる。
突出したエネルギーをひけらかさない、
淡々とした精神状態の安定した男性かな?
とすると1番目のピノグリは思春期ごろの女の子。」
S:「白身魚、魚料理に合いそう。」
T:「エビ、カニなどの風味のあるシーフード料理が合う感じ。
クリームを加えるものにもとても合うように思います。
さらっとしているから。」
同じ品種のぶどうから作ったワインも、
産地や収穫年によって味が全然違うのですね。
お詳しい方には当たり前のことでしょうが、
あらためてワインの楽しみ方に気づきました。
とっても楽しく、美味しいピノ・グリですが、
味を感じながら飲むとなると、飲む量も増え、
最後には酔っ払い2人ができあがりました。
暑い日の昼下がり、のどごしが良い
キンキンに冷やしたピノ・グリージョが美味しいわけで、
寒さに向かうこれからの季節にはどうなのでしょう。
なにはともあれ、このあともちょいちょいピノ・グリ探しが
続きました。
これは!というピノグリは忘れないうちに記録していきます。
つづく。
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